2013年09月18日

アーセナル宮市

 9月12日、アーセナル所属の日本代表MF宮市亮が、U−21プレミアリーグで、今シーズン初のスタメンを飾った。U−21プレミアリーグとはその名のとおり、プレミアリーグの21歳以下の選手を対象としたリーグ戦。ただし、大会の規則はフィールドプレーヤーに3人までオーバーエージ枠を設けていて、トップチームの控え選手も起用可能。負傷明けの選手がコンディションを整える場ともなっている。

 右ウイングでの出場になった宮市は、試合序盤に決定的なチャンスを外したが、交代するまでの62分間、冷静にプレーし、レベルの違いを見せつけた。その2日後の14日に行われたプレミアリーグ第4節サンダーランド戦にベンチ入りしたことを考えると、アルセーヌ・ヴェンゲル監督にとって、ある程度は満足と言える内容だったのだろう。

 少し話が逸れたが、U−21アーセナル対U−21ウェスト・ブロムウィッチは、ほぼユースの選手で構成された試合にも関わらず、観戦には4ポンド(約640円)かかる。無料ではないものの、2,651人のファンが駆けつけ、そこには宮市が出場するとの情報を得た日本人ファンの姿もあった。

 スタンドを多数の英国人ファンが占めるにも関わらず、「リオ! リオ! リオ!」と、宮市のチャントが聞こえる時間帯もあり、現地ファンの宮市への愛情が垣間見えた。



Posted by にちひり at 16:50


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